<財団法人次世代金属・複合材料研究開発協会(RIMCOF)及びRIMCOF技術研究組合について>
1.変 遷
1981年8月13日 (昭和56年) | 財団法人次世代金属・複合材料研究開発協会 設立 | |
2010年2月1日 (平成22年) | 財団法人素形材センターと合併、次世代材料技術本部となる。 同時に複合材料技術部は航空機材料技術部と名称を変更 | |
2010年4月1日 | 同センター「次世代材料技術室」(RIMCOF室)と名称を変更 | |
2016年7月12日 (平成28年) | RIMCOF技術研究組合(略称:RIMCOF)設立 | |
2020年3月31日 (令和2年) | 同組合解散 | |
2020年4月1日 | 同センター「次世代材料技術室」(RIMCOF室)廃止 技術部 設置 (旧金属材料技術部での実施事業を継続) |
2.(財)次世代金属・複合材料研究開発協会(RIMCOF)の概要
財団法人次世代金属・複合材料研究開発協会(RIMCOF)は、通商産業省工業技術院(現 経済産業省)次世代産業基盤技術研究開発制度の創設に伴い、金属・複合材料の研究開発を推進すべき機関として、1981年に設立され、28年余りの期間、革新的な金属と複合材料の分野において大規模、長期の研究開発プロジェクト(ナショナルプロジェクト)を累次実施し、大きな成果を上げてきました。
2010年2月には広義の素形材分野の研究開発の効率的な推進等の観点から、(財)素形材センターと合併、(財)素形材センター 次世代材料技術本部となり、同年4月には同センター「次世代材料技術室」(RIMCOF室)と名称を変更し、30年に近い歴史を持つ「革新的な金属、複合材料等の研究開発プロジェクトの推進」というミッションに変りなく、より広い素形材技術の分野の中でより広範な観点からの推進を図ってきました。
2020年4月に「次世代材料技術室」は廃止となり、技術部が設置され、旧金属材料技術部での事業を継続して実施しています。
なお、素形材センターでの主な実施事業は「研究開発」、「過去の研究開発事業」、「過去の調査事業」からご覧いただけます。
2010年2月には広義の素形材分野の研究開発の効率的な推進等の観点から、(財)素形材センターと合併、(財)素形材センター 次世代材料技術本部となり、同年4月には同センター「次世代材料技術室」(RIMCOF室)と名称を変更し、30年に近い歴史を持つ「革新的な金属、複合材料等の研究開発プロジェクトの推進」というミッションに変りなく、より広い素形材技術の分野の中でより広範な観点からの推進を図ってきました。
2020年4月に「次世代材料技術室」は廃止となり、技術部が設置され、旧金属材料技術部での事業を継続して実施しています。
なお、素形材センターでの主な実施事業は「研究開発」、「過去の研究開発事業」、「過去の調査事業」からご覧いただけます。
【RIMCOFでの主な研究開発事業】
2007~2011年度(平成19~23年度)*2010(平成22)年度より素形材センター
・高機能複合化金属ガラスを用いた革新的部材技術開発 <NEDO、経済産業省>
2008~2012年度(平成20~24年度)*2010(平成22)年度より素形材センター
・次世代構造部材創製・加工技術開発(次世代チタン合金構造部材創製・加工技術開発) <経済産業省 >
・次世代構造部材創製・加工技術開発(複合材構造健全性診断技術開発) <経済産業省 >
2003~2007年度(平成15~19年度)
・次世代航空機用構造部材創製・加工技術開発 <NEDO、経済産業省 >
2002~2006年度(平成14~18年度)
・金属ガラスの成形加工技術 <NEDO>
2001~2004年度(平成13~16年度)
・燃料電池の要素技術開発 <NEDO>
1998~2002年度(平成10~14年度)
・運輸エネルギー使用合理化先端材料開発 <経済産業省 >
・知的材料・構造システムの研究開発 <NEDO>
1998~2001年度(平成10~13年度)
・超低損失柱上トランス用材料の開発 <NEDO>
1997~2001年度(平成9~13年度)
・スーパーメタルの技術開発 <NEDO>
1996~1998年度(平成8~10年度)
・高速超塑性による部品製造技術の研究開発 <中小企業事業団>
1989~1996年度(平成元~8年度)
・超耐環境性先進材料の研究開発 <NEDO>
1981~1988年度(昭和56~63年度)
・複合材料の研究開発 <工業技術院>
・高性能結晶制御合金の研究開発 <工業技術院>
【RIMCOFでの主な調査事業等】
2008年度(平成20年度)
・金属ガラスの実用化/製品化に関する調査研究 <機械システム振興協会>
・熱可塑性樹脂複合材料の機械工業分野への適用に関する調査 <日本機械工業連合会>
2007年度(平成19年度)
・熱可塑性樹脂複合材料の機械工業分野への適用に関する調査 <日本機械工業連合会>
・航空機等輸送系機械システム用革新的アクチュエータシステムに関する調査研究 <機械システム振興協会>
2006年度(平成18年度)
・航空機等輸送系機械システム用革新的アクチュエータシステムに関する調査研究 <機械システム振興協会>
・コールドスプレーによる革新部材創製技術の開発に関するフィージビリティスタディ <機械システム振興協会>
2005年度(平成17年度)
・コールドスプレーによる革新部材創製技術に関するフィージビリティスタディ <機械システム振興協会>
・航空機産業における先進複合材料の適用拡大の課題調査(その2) <日本機械工業連合会>
2004年度(平成16年度)
・航空機産業における先進複合材料の適用拡大の課題調査 <日本機械工業連合会>
・高速粒子衝突を利用した革新部材創製に関する調査研究 <機械システム振興協会>
2002年度(平成14年度)
・複合材料を母構造とする革新的知的材料等の輸送系機械システムへの応用に関する調査研究 <日本機械工業連合会>
2000年度(平成12年度)
・金属ガラスの創製および成形技術動向調査 <機械システム振興協会>
・構造用耐熱複合材料のデータベース整備 <経済産業省 >
1999年度(平成11年度)
・航空宇宙用先進複合材料の接合技術に関する調査 <日本機械工業連合会>
・金属ガラスの創製および成形技術動向調査 <機械システム振興協会>
・構造用耐熱複合材料のデータベース整備 <経済産業省 >
1998年度(平成10年度)
・先進複合材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
1997年度(平成9年度)
・先進複合材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
・先進金属材料の研究開発動向調査 <素形材センター>
・次世代航空機等開発調査(超音速輸送機技術調査)に係わる材料・構造革新技術調査 <日本航空宇宙工業会>
・バイオ・新素材等に係わる国際共同研究 <日本産業技術振興協会>
・先進複合材料データベースの構築 <データベース振興センター>
1996年度(平成8年度)
・先導研究調査 <NEDO>
・先進構造材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
1995年度(平成7年度)
・先導研究調査 <NEDO>
・先進構造材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
・先進金属材料の研究開発動向調査 <素形材センター>
・先進複合材料データベースの構築 <データベース振興センター>
1994年度(平成6年度)
・事前調査調査 <NEDO>
・先進構造材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
1993年度(平成5年度)
・先進構造材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
1992年度(平成4年度)
・先進材料次世代技術動向調査 <日本機械工業連合会>
・先進複合材料データベースの構築 <データベース振興センター>
1991年度(平成3年度)
・先進構造材料技術動向調査 <日本機械工業連合会>
1990年度(平成2年度)
・先進構造材料次世代技術動向調査 <日本機械工業連合会>
・先進複合材料データベースプロトタイプの作成 <データベース振興センター>
1989年度(平成元年度)
・先進材料次世代技術動向調査 <日本機械工業連合会>
・先進複合材料データベース開発計画調査 <データベース振興センター>
1988年度(昭和63年度)
・超高温材料研究センターに関する調査 <日本機械工業連合会>
・金属間化合物素形材の開発に関する調査研究 <素形材センター>
1981~1988年度(昭和56~63年度)
・結晶制御合金・複合材料次世代技術調査事業 <日本機械工業連合会>
3.RIMCOF技術研究組合(RIMCOF)の概要
所期の目的を達成し、2020年3月に解散しました。
【創立の目的】
航空機メーカ、素材メーカ、大学等が協同し研究することにより、我が国の素材開発力、大学保有の高度な知識と研究設備を一つの力として航空機の軽量化促進及び安全性向上、生産性向上を図り航空機事業を発展させる。
【設立年月日】2016年(平成28)7月12日
【理 事 長】2016~2018年 武田 展雄(東京大学 → 宇宙航空研究開発機構)
2019年 北條 正樹(京都大学)
2019年 北條 正樹(京都大学)
【組 合 員】三菱重工業(株)、川崎重工業(株)、(株)SUBARU、
(一財)素形材センター、(2018(平成30)年参加)不二ライトメタル(株)
(4企業、1法人)
【事業の概要】航空機等の次世代材料及び加工技術の研究開発
【実用化の方向性】
我が国の強みである最先端素材や加工技術の開発、更には従来培ってきた光ファイバー技術等も組み合わせながら、航空機構造を模擬した部材試作を通じ実際の機体構造への適用を図る。
【研究開発】 2016~2019(平成28~31)年度
・次世代構造部材創製・加工技術開発
/次世代複合材及び軽金属構造部材創製・加工技術開発(第二期) <NEDO>
(研究テーマ)・SHM実用化(Structural Health Monitoring)
・高レート設計・製造技術開発
・マグネシウム合金開発と航空機への適用研究
・総合調査研究
(研究テーマ)・SHM実用化(Structural Health Monitoring)
・高レート設計・製造技術開発
・マグネシウム合金開発と航空機への適用研究
・総合調査研究
【成果報告書】
NEDO【成果報告書データベース】より閲覧いただけます。(ユーザー登録が必要です)
http://www.nedo.go.jp/library/database_index.html
キーワード :RIMCOF技術研究組合、次世代構造部材創製・加工技術開発、
プロジェクト番号 :P15006
NEDO【成果報告書データベース】より閲覧いただけます。(ユーザー登録が必要です)
http://www.nedo.go.jp/library/database_index.html
キーワード :RIMCOF技術研究組合、次世代構造部材創製・加工技術開発、
プロジェクト番号 :P15006